【実践例】発達障害の申立書、どう書く?ヒアリングから文章作成までを実況解説!
「診断書は揃ったけれど、自分で書く『病歴・就労状況等申立書』で手が止まってしまう…」 「自分のぐちゃぐちゃな過去、どうまとめれば審査に通るの?」
そんな不安を解消するために、今回は「対話形式」で申立書のヒントを探っていきます。 モデルは、28歳の佐藤さん(仮名)。ASDとADHDの特性があり、現在は仕事をお休みして実家で療養中です。
2. 相談者プロフィール
- 診断名:自閉スペクトラム症(ASD)、ADHD(注意欠如・多動症)
- 状況:一般企業の事務職を2年目で退職。現在は二次障害のうつ病もあり療養中。
- 悩み:「子供の頃から生きづらかったけど、それをどう書類に書けばいいか分からない」
3. 【実況】管理人によるヒアリング
4. 【翻訳】生の言葉を「評価される言葉」へ
佐藤さんのエピソードを、審査官に伝わる表現に書き換えます。
| 場面 | 佐藤さんの生の悩み | 書類に書くべき文章(OK例) |
|---|---|---|
| 幼少期 | ミニカーを並べる。掃除機でパニック。 | 社会的相互交渉の欠如。聴覚過敏による感情調節の困難が顕著。 |
| 日常生活 | お風呂は週2回。パンをかじるだけ。 | セルフケアの著しい低下。家族の促し・援助が不可欠。 |
| 就労 | 電話メモができない。「適当」が不明。 | ワーキングメモリの欠如により並行作業不能。曖昧な指示の理解が困難。 |
5. 完成した文章サンプル
佐藤さんのヒアリング内容について、実際の病歴就労状況等申立書を作成してみました。
みなさんの状況にあわせながら、このサンプルを参考にしてみてください。

病歴就労状況等申立書で大事なことは事実を伝えていくことです。
どうしても感情を込めた文章になってしまう事があると思うので、その点は注意をしてみてください。例えばですが……
【仕事で叱責を受けることが多くあったが、生活のために何とか頑張っていた】
という文章があったとします。
気持ちとしてはしんどさが伝わってくるのですが、逆に「何とか頑張れているんだ」ととらえられてしまう可能性があります。【スケジュール管理やマルチタスクができず、叱責を受けることが多かった】
という文章であれば、事実として仕事が困難である状況が伝わります。
6. 管理人からのメッセージ
申立書の作成で迷っていませんか?
佐藤さんの事例のように、ご自身のこれまでの歩みを書類にまとめるのは、精神的にも体力的にも大きな負担がかかる作業です。
「自分の場合は、いつを初診日にすればいいの?」 「このエピソードは、申立書に書いてもいいのかな?」
もし一人で悩んでしまったら、ぜひ当サイトの「お悩み相談掲示板」へお立ち寄りください。管理人や同じ悩みを持つ仲間と一緒に、あなたの「受給への第一歩」を整理していきましょう。
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