【精神疾患編】障害年金の「申立書」で損をしないための書き方とコツ

こんにちは。診断書の手配ができたら、次はいよいよ「病歴・就労状況等申立書」を作っていくことになります。。

これは、先生が書く診断書とは別に、あなた自身(またはご家族)が「これまでの病状や生活の困りごと」を直接伝えるための大切な書類です。また、障害年金を申請するにあたって、一番の山場になる部分でもあります。

「作文なんて苦手」「何から書けばいいのかパニックになる」という方も多いはず。今回は、精神疾患を例にして、申請する際に、ポイントを外さず、かつ少しでも楽に書き進めるためのコツをまとめました。


1. まずは「診断書」を横に置いてから!

一番の鉄則は、「先生の書いた診断書と内容を合わせる」ことです。

例えば、診断書では「一人で買い物に行けない」となっているのに、申立書で「毎日スーパーに自炊の買い出しに行っています」と書いてしまうと、「あれ?どっちが本当?」と審査でマイナスの影響が出てしまうことがあります。

まずは、手元にある診断書をじっくり読んで、先生が書いてくれた自分の状態を確認することから始めましょう。
自分で感じていることとほかの人からの評価というのは、意外とギャップがあるものですから、この作業をしっかり行ってみてください。


2. 時系列は「3つの時期」に分けるとスッキリする

最初から最後まで一気に書こうとすると、頭が真っ白になりますよね。 申立書は、だいたい以下の3つのフェーズに分けて考えると整理しやすいです。

  • 【発病から初診まで】 どんなきっかけで体調を崩したか。当時の症状(眠れない、涙が止まらない等)は?
  • 【通院中(過去)】 薬を飲んでの体調の変化、入退院の有無、休職や退職の時期など。
  • 【現在(今の状態)】 これが一番重要です!今の日常生活で、どんな不自由があるか。

3. 「しんどい」を具体的に伝える例文集

「体調が悪くて何もできません」と書くよりも、「具体的なエピソード」を書くのがコツです。よくある項目を例文にしたので、自分の状況に合わせて「数字」や「回数」を書き換えてみてください。

① 食事について

  • △ 惜しい例: 「食欲がなくて、あまり食べられない日が多いです。」
  • ◎ 伝わる例: 「意欲がわかず自炊は一切できません。家族が用意してくれたものを数口食べるか、一人の時はコンビニのパン1個で済ませる日が週に4日以上あります。体重もこの半年で5キロ減りました。」

② お風呂や清潔保持について

  • △ 惜しい例: 「お風呂に入るのが面倒で、あまり入れていません。」
  • ◎ 伝わる例: 「お風呂に入るという動作にひどく疲れを感じ、週に1回シャワーを浴びるのが精一杯です。着替えも自分では気が回らず、家族に促されて数日ぶりに着替えるという状態が続いています。」

③ 外出や買い物について

  • △ 惜しい例: 「外に出るのが怖くて、買い物にも行けません。」
  • ◎ 伝わる例: 「人の視線が気になり、パニック発作が起きるのが怖くて一人で外出できません。 買い物はすべて家族に頼んでいるか、ネットスーパーを利用しています。通院も一人では不安なため、毎回家族に付き添ってもらっています。」

④ お仕事について(働いている場合)

  • △ 惜しい例: 「仕事は頑張っていますが、毎日しんどいです。」
  • ◎ 伝わる例: 「障害者雇用で週3日勤務していますが、単純な作業でもミスを連発してしまいます。そのため、行った業務については必ず上司が確認をしてくれており、業務量の調整や日々のヒアリングなど、配慮を受けながら就労しています。」

4. 文章の上手さは関係ありません!

これは「きれいな作文」を書く試験ではありません。 箇条書きでも、言葉が少しくらい乱れていても大丈夫。 大切なのは、「あなたの日常に、どれだけの助けが必要なのか」を隠さずに伝えることです。


💡 管理人からのメッセージ

精神疾患の申立書を書くのは、過去の辛い時期を思い出す作業でもあります。途中で気分が悪くなったり、動悸がしたりすることもあるかもしれません。

そんな時は、1日に一行だけ書くのでもいいんです。スマホのメモ帳に少しずつ打ち込んでおいて、調子が良い時にコピペして繋げるのも賢い方法ですよ。

「完璧」を目指さず、「ありのまま」を伝えていきましょうね。

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