【実践例】うつ病の申立書、休職中の場合は?ヒアリングから文章作成までを実況解説!
「診断書は『重い』と書いてあるけれど、まだ会社に籍があるから受給は難しい?」 「休職中の今の状態を、どう書けば正しく伝わるの?」
今回は、働き盛りの世代で悩む方が多い「うつ病」の事例を対話形式で掘り下げていきます。 モデルは、45歳の田中さん(仮名)。IT企業の課長職として勤務中に発症し、現在は休職して1年が経過しています。
2. 相談者プロフィール
- 診断名:うつ病
- 状況:大手IT企業で課長職。1年前から休職中。傷病手当金を受給中。
- 悩み:「会社に籍があるから、働けると見なされないか不安。復職を試みて失敗したことも、マイナス評価にならないか心配」
3. 【実況】管理人によるヒアリング
4. 【翻訳】生の言葉を「評価される言葉」へ
佐藤さんのエピソードを、審査官に伝わる表現に書き換えます。
| 場面 | 田中さんの生の悩み | 書類に書くべき文章(OK例) |
|---|---|---|
| 就労状況(休職) | 試し出勤をしたがミス連発で断念した。 | 復職を試みるも、集中力・持続力が著しく欠如しており、軽作業すら遂行不能で即座に中断。 |
| 日常生活 | 会社や役所の書類が読めない。 | 認知機能の低下により、複雑な情報の理解・判断が困難。家族による代読と手続きの代行が不可欠。 |
| 対人関係 | 会社の電話に出るのが怖い。 | 強い不安感と対人恐怖により、外部との円滑なコミュニケーションが不能。他者との接触を拒絶している。 |
5. 完成した文章サンプル
田中さんのヒアリング内容について、実際の病歴就労状況等申立書を作成してみました。
みなさんの状況にあわせながら、このサンプルを参考にしてみてください。

病歴就労状況等申立書で大事なことは事実を伝えていくことです。 特にうつ病の方は「周りに迷惑をかけないよう必死だった」という思いから、感情を込めた文章になってしまう事が多いので注意をしてみてください。
例えばですが……
【体調は最悪だったが、家族や会社のために必死に踏ん張って出社していた】
という文章があったとします。 非常に辛い状況は伝わりますが、審査側には「必死になれば出社(就労)できるのだな」と、本来よりも軽く捉えられてしまうリスクがあります。
【自力で起き上がれず家族の介助で起床し、就労に関しても早退を繰り返すなど、就労状況は不良となっていた】
という文章であれば、「本人の努力だけではどうにもならない労働不能な状態」であることが、事実として伝わります。
6. 管理人からのメッセージ
申立書の作成で迷っていませんか?
田中さんの事例のように、休職という不安定な立場で、これまでの苦しい歩みを書類にまとめるのは、精神的にも体力的にも大きな負担がかかる作業です。
「休職中だけど、いつを初診日にすればいいの?」 「会社に戻れない今の状態を、そのまま書いてもいいのかな?」
もし一人で悩んでしまったら、ぜひ当サイトの「お悩み相談掲示板」へお立ち寄りください。管理人や同じ悩みを持つ仲間と一緒に、あなたの「受給への第一歩」を整理していきましょう。
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田中さん